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GoogleのピチャイCEO、米下院の公聴会でプライバシーについて証言へ

» 2018年12月11日 11時55分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米下院司法委員会は、12月11日(現地時間)に予定している公聴会「Transparency & Accountability: Examining Google and its Data Collection, Use and Filtering Practices(透明性とアカウンタビリティ:Googleとそのデータ収集、使用とフィルタリングの実践の検証)」のライブ配信用サイトに、米Googleのスンダー・ピチャイCEOが提出した証言文書(リンク先はPDF)を掲載した。

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 この公聴会では、民主党と共和党の多数の議員から、Googleによる個人情報の扱いについて厳しい質問が投げられる見込みだ。同様の公聴会を、米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO米Twitterのジャック・ドーシーCEOも経験している。

 Googleの場合は、中国での検閲可能な検索サービスプロジェクト「Project Dragonfly」についての質問もあるだろう。

 ピチャイ氏は提出文書で「新しい市場に進出してもわれわれはアメリカの精神を忘れない。(中略)われわれはアメリカが安心で安全な国であり続けるために、連邦政府との協力を続けると誇りを持って言う」としている。

 公聴会は日本時間の12日午前0時から、Webサイトでライブ配信される予定だ。

 ライブ配信はGoogleのYouTubeで行われる。


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