KDDIは3月1日、小型の携帯電話基地局を搭載した“ドローン基地局”を使って、屋外にある携帯電話の位置を推定する実証実験に成功したと発表した。災害時に携帯電話を持つ被災者の捜索といった用途を検討する。
飛行するドローンの機体に小型軽量の無線設備を搭載し、飛行エリア内にある携帯電話からのLTEやWi-Fiの信号を捕捉する仕組み。信号を受け取るたびにドローンの位置を記録することで、携帯電話があるおおよその位置を推定できるという。
KDDIは17年12月、ドローン基地局を使った通信エリア構築の実証実験に成功している
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