独Volkswagenは3月4日(現地時間)、スイスで開催のジュネーブ国際自動車ショーに合わせ、次世代EV向けプラットフォーム「MEB(Modulare E-Antriebs-Baukasten)」ベースのバギー「ID. Buggy」を初披露した。
MEBは、車体の床に62kWhのリチウムイオン電池を敷き詰め、電動モーターを前後に置く設計。これにより、車内空間の広さを実現した。ID. BuggyはMEBの汎用性を示す目的で開発したコンセプトカーだ。
ID. Buggyは、1960年代にカリフォルニアで流行したBeetleベースのカスタムカー「デューンバギー」をMEBベースで復刻したもの。オリジナル同様に2人乗りだが、4人乗りに変換することも可能。また、前車軸に別の電動モーターを追加すれば4輪駆動になる。最高速度は時速99マイル(約160キロ)。
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