カシオ計算機は3月22日、創業以来初めて早期退職者を募集した結果を発表した。応募者数は156人で、事前に想定していた200人を下回った。通常の退職金に特別退職金を加算して支給するため、2019年3月期決算に特別損失として約26億円を計上する予定。
人材整理による既存事業の収益性強化などが狙い。国内営業部門・スタッフ部門に在籍する勤続10年以上の社員のうち、45歳以上の一般社員と50歳以上の管理職を対象に、2月12日〜3月15日にかけて希望退職者を募っていた。
応募した156人の退職日は6月20日で、希望者には同社が再就職支援を行う。
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