Safariで、SSLサーバ証明書を導入していないサイトにアクセスすると、検索フィールドに「安全ではありません」の表示がされるようになる。
従来は、非HTTPSのサイトでパスワードやクレジットカード番号の入力がある場合にのみ警告が表示されていた。
Safariで、検索候補としてリスト表示される場合、直ぐに検索キーワード候補を元にアクセスできることを示す「矢印表示」が追加されている。
これまでも、検索キーワード候補のリストから、任意の候補をタップするだけで直ぐに検索を開始できたが、より視認性を高めるために追加されたようだ。
設定>Safariに「モーションと画面の向きのアクセス」項目が追加されている。
SafariからアクセスしたサイトやWebアプリが、加速度計、ジャイロスコープ、コンパス機能を利用しようと場合、それらのアクセスを取得させない仕様だ。
これはデフォルトでオフになっていて、WebARを組み込んでいるサイトにアクセスした場合、iPhone端末の動きを取得できなくなり、上手く動作しなくなる。
一部の Webサイトは、サイトを表示する際にユーザーの閲覧動作をトラッキングして、表示するものをユーザーに合わせて調整している。
サイトおよびそのサイトの第三者コンテンツプロバイダ(広告プログラムを含む)に対してトラッキングの停止を求めることができる「トラッキングの停止を要求」が廃止されている。
OS X 10.8 Mountain LionのSafariから「Webサイトにトラッキングの停止を求める」機能として正式採用されたが、Webサイトからコンテンツを取得するたびにトラッキング停止の要求を追加するものの、その要求に応じるかどうかは Webサイト側の判断によるというもので、意味がない機能となっていた。
W3Cが提唱するリアルタイムコミュニケーション用のAPIの定義「WebRTC」に関する項目が追加されている。
設定>Safari>詳細>Experimental Features>実験的なWebKitの機能に「WebRTC VP8 Codec」が追加され、デフォルトでオンになっている。
また、WebRTC クライアントが映像を複数の画質で同時に送る技術「Simulcast」で、H.264のみサポートした「WebRTC H264 Simulcast」が追加され、デフォルトでオンになっている。
WebRTC mDNS ICE candidates、WebRTC Unified Plan項目も追加されているが、これらはデフォルトでオフになっている。
Safariでカラーピッカーキーボードが利用可能になっている。
w3schools.comの「HTML Color Picker」にアクセスし「Color value」と表示された部分をタップすると、従来は表示されなかったカラーピッカーキーボードが表示される。
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