ローソンは3月29日、深夜時間帯、レジに店員がいない“無人営業”の実験を7月に始めると発表した。午前0〜5時の間、客はスマートフォンアプリで解錠して入店。アプリ経由かセルフレジを使って商品を購入する。フランチャイズ加盟店を含む2店舗が対象。
入店する際は、専用のスマホアプリ上に表示されるQRコードを入り口で読み取ると、ドアが開く仕組みにする。支払い方法は、商品バーコードを客がスマホのカメラで読み取って決済する「ローソンスマホペイ」か、セルフレジの2種類を用意する。
タバコや酒類、「からあげクン」などのカウンターファストフード、切手類、収納代行やチケット発券など店員が必要な商品は販売しない。実験開始当初は、商品の片付け作業やトラブルへの対処のため、1人がバックヤードで勤務するが、いずれは完全無人化するという。防犯対策として、防犯カメラの増設も行う。
実験は7月から数カ月間を予定している。期間中も検証を繰り返し、取り扱い商品の拡大、システム改修や運用方法の見直しなどを行う。
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