フィッシング対策協議会は4月4日、フリマアプリのメルカリを装った詐欺メールが出回っているとして、消費者に注意を呼び掛けた。メール内のリンクをクリックすると、メルカリのログイン画面に酷似したWebサイトに遷移するが、遷移先は個人情報を不正に入手するための偽サイトだという。
同協議会によると、メールの件名は「メルカリ事務局[MERCARI]重要なご連絡 」「メルカリ事務局サービス変更予定のお知らせ」など。
本文には「有効期限が過ぎる前に、ぜひアカウントをご更新ください」「アカウントを確認されない場合、以下の機能が制限されることになります」などと書かれている。制限される機能は、購入・新規出品・出品物の取り下げなどだとしている。
本文中には「今すぐ確認する」の文言とともにリンクがあり、偽のログイン画面へと誘導。同画面にはメールアドレス、パスワード、住所、クレジットカード番号などの入力欄が設けられているが、入力すると悪用される可能性が高いため、同協議会は「絶対に入力しないように注意してください」と呼び掛けている。
同日現在、Twitter上にも「メルカリを使っていないのに変更メールが来た」などの報告が挙がっている。メール内には「今後ともメルカリ及びメルペイをよろしくお願いいたします」などのメッセージや、メルカリのオフィス所在地なども記載されているが、うっかり信じて入力しないよう注意したい。
新元号便乗、詐欺メール出回る ソフトバンク・ドコモが注意喚起
Facebookのユーザー情報、5億4000万件がサードパーティーアプリ経由で流出
カルロス・ゴーン氏、Twitterアカウントを開設 「11日に記者会見」「真実を話す準備をしている」
「レ・ミゼラブル」チケット高額転売、東宝が「座席番号」を挙げて警告Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR