米Walt Disney Companyは4月11日(現地時間)、スペシャルイベントを開催し、定額動画配信サービス「Disney+」の詳細を発表した。米国で11月12日にスタートする。サブスクリプション料金は、月額6.99ドル(約780円)、年額で69.99ドル。
競合する米Netflixの米国でのサブスクリプション料金は、最低でも8.99ドルだ。米Huluは1月に値下げし、最低料金は月額5.99ドル。
米Appleは3月に定額動画サービス「Apple TV channels」およびオリジナルコンテンツの「Apple TV+」を発表したが、サブスクリプション料金はまだ発表されていない。
イベントでは以下のような計画が発表された。
オリジナルコンテンツとしては、トム・マッカーシー監督の映画「Timmy Failure」、ウィリアム・デフォー主演でアラスカを舞台にした映画「Togo」などが紹介された。
今後同社が公開する映画はすべて、ストリーミングではDisney+でのみ視聴できるようにするという。つまり、前日トレーラーが公開された「The Lion King」などもネットではDisney+でしか見られないということだ。
立ち上げから5年で、50以上のオリジナルシリーズ、500以上の映画がライブラリに揃うとしている。
イベントの最後近くに、3月に買収が完了した21st Century Foxの人気アニメ「シンプソンズ」のメッセージ動画が放映された。ホーマーがダンボに押しつぶされたり、21st Century Foxを手放したルパート・マードック氏の肖像画がゴミ箱に捨てられていたりと、いつものややブラックなノリだったからか、Disneyの株主が出席した会場での拍手はまばらだった。
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