ユーロは時代によって加盟国の増減があるため、国家としての紙幣とはすこし異なっている。多言語による共通の視覚認識が重要となってくるため、概要や目的がわかりやすくできている。数字のデザインも良い意味で「フォントっぽい」印象で、権威づけよりも実用的な手段として受け入れやすい。肖像画もない。
電子決済が進んでいる中国でも紙の人民元はまだ発行されている。ただし、公式サイトで確認できる最新の紙幣は2005年に発行された100元札で、これ以降の大きなアップデートはされていないようだ。
韓国のウォンは、以前は日本と同様、母国語であるハングルの固有数字が紙幣の中心に大きく使われていたが、現在の紙幣ではアラビア数字が大きく表示されるようになっている。
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