米Qualcommは5月1日(現地時間)、第2四半期(1〜3月期)決算発表の中で、米Appleとの特許紛争の和解により、第3四半期にAppleからキャッシュで45億〜47億ドルの支払いを受ける見込みだと発表した。
4月の和解発表の時点では、和解金などの額は公表していなかった。この金額は、和解金とライセンス契約のライセンス料の一部を含むという。
第2四半期の売上高は5%減の50億ドル、純利益は101%増の7億ドル(1株当たり55セント)だった。
第3四半期の予測は、売上高は92億〜102億ドル。ただし、Appleからの収入を除く非GAAPベースでは47億〜55億ドルとしている。
Qualcommのスティーブ・モレンコフCEOは発表文で「われわれは、またAppleとの複数年の合意に達したことを嬉しく思い、Appleを顧客としてサポートしていくことを楽しみにしている。5Gの商業化が世界で始まっており、われわれは戦略的なプライオリティを効果的に実行している」と語った。
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