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クルマに後付け「踏み間違い加速抑制システム」、トヨタが対象車種を拡大 高齢者の事故防ぐ

» 2019年05月29日 16時06分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は5月29日、購入したクルマに後付けできる「踏み間違い加速抑制システム」の対象車種を拡大すると発表した。社会問題化している高齢者のペダル踏み間違い事故を防ぐ狙いで、昨年12月から「プリウス」「アクア」など向けに販売していたが、2019年内に12車種まで広げる。価格は5万5080円(税込)。

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 車両の前後に超音波センサーを取り付け、前方・後方の約3メートル以内にある障害物を検知し、ブザー音で運転手に注意を促す仕組み。それでもブレーキと間違えてアクセルを強く踏み込んだ場合は、加速を抑制し、衝突の被害を軽減する。

 後退時は、障害物を検知していなくても、時速5キロ以上でアクセルを踏んだ場合に速度を抑制する。

 6月3日から「ポルテ」「スペイド」「ウィッシュ」向けにも販売。10月には「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」「パッソ」、12月には「ヴィッツ」も対象車種に加える。

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