三菱UFJ銀行は、6月10日から新しく口座を開設する顧客に、原則として紙の通帳を発行しない方針を固めた。代わりに、2012年から提供しているインターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」の機能で、Web上で明細を確認できる「Eco通帳」を利用してもらう。
スマートフォンを持っていない顧客など、希望者には紙の通帳を発行するが、原則としてEco通帳の利用を推奨する。Eco通帳は紙の通帳と異なり、通帳記入や繰り越しの必要がなく、最長10年分の入出金の明細を閲覧できるのが特徴だ。Eco通帳と紙の通帳の併用はできない。
紙の通帳の利用率が減少傾向にある中、口座開設者にEco通帳のメリットを体感してもらい、さらなる普及を図る。既に口座を開設済みで、紙の通帳を持っている顧客はそのまま使えるようにするが、通帳を紛失した顧客などには、Eco通帳への切り替えを案内する。
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