コロプラは5月31日、スマートフォンゲーム「バトルガール ハイスクール」(バトガ)のサービスを7月31日午後3時に終了すると発表した。2015年4月にリリースして人気を獲得し、17年にはアニメ化を果たして知名度を得たが、近年はゲーム内課金による収益を伸ばすことができなかった。
コロプラが公表している、19年9月期第2四半期(19年1月〜3月)のリリース時期別売上高によると、主力の「白猫プロジェクト」など14年度にリリースしたタイトルは同期に32億2300万円を得ていたが、バトガなど15年度にリリースしたアプリは1億3400万円にとどまっていた。
コロプラの19年9月期上半期の累計連結業績(18年10月〜19年3月)は、最終損益が6800万円の赤字に転落している。業績立て直しに向け、同社は注力タイトルの厳選と、長期的な収益が見込めるタイトルへの投資を進めている。
バトガもその一環で終了したとみられ、同社は「応援していただいた皆さまのご期待に添えなかったことをおわびする」とのコメントを発表している。
コロプラは5月31日午後3時の時点で、新規入会の受付とゲーム内アイテム「星のかけら」の販売を終了。7月31日のサービス終了後、ユーザーはアプリを起動できなくなる。未使用の課金アイテムが残っている場合の取り扱いは別途告知する。
バトガの公式Twitterには、ファンからの「今まで本当にありがとうございました」「サービス終了しても好きです」「まだまだ続いてほしかった」といったメッセージが寄せられている。
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