KDDIは6月25日、モバイル決済サービス「au PAY」を「楽天ペイ」の加盟店の一部でも26日から使えるようにすると発表した。KDDIは同日から、店舗に掲示したQRコードを利用者がスマートフォンで読み取って決済できる方式も導入。楽天ペイとの連携には、この仕組みを活用する。
これまでau PAYでは、利用者がアプリ画面にバーコードやQRコードを表示し、店員が読み取って支払う方式のみを採用していたが、新たに店舗側のQRコードを利用者が読み取る方式も導入。店舗側がQRコードを読み取るためのデバイスを用意する必要がなく、導入のハードルを下げる狙いがある。
この仕組みを利用し、楽天ペイの加盟店でもau PAYを使えるようにする。KDDIと楽天は昨年、決済・通信などの分野で業務提携。KDDIは、楽天ペイの加盟店網を活用し、スマホ決済サービスの展開を進めるとしていた。
au PAYは4月9日からサービスを提供し、6月24日時点で登録者数が300万人を超えた。利用可能な店舗数は、100万カ所を突破している。
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