ピクシブとスタジオ地図は7月4日、アニメ映画「サマーウォーズ」に登場する仮想空間「OZ」(オズ)を再現する企画を発表した。スマートフォンアプリ「VRoidモバイル」(7月中に配信予定)の上で、ユーザーは自作した3Dアバターを使ってOZの世界を体験できるという。
サマーウォーズは、世界中の人々が仮想空間に集まり、アバターを使ってショッピングやスポーツ観戦、行政手続きなどを行える――という近未来の世界を描いたアニメ。今回の企画は、同作が公開から10周年を迎えることを記念したものだ。
ピクシブは昨年、絵を描くように3Dアバターを作れる無料ソフト「VRoid Studio」や、キャラのモデルデータを投稿・共有できるプラットフォーム「VRoid Hub」を公開するなど、3Dキャラ事業に注力している。これらで培った技術を使ってOZを再現し、ユーザーに「仮想世界とアバターが日常になる未来」を体感してもらうことを目指す。
同社でVRoidプロデューサーを務める清水智雄さんは「劇中の人々は、現実世界の姿にとらわれず、個性豊かなアバターでOZを飛び回っている。OZは、現在AR・VRに携わる者にとって夢であり、進むべき未来への指針だ」とコメントしている。
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