KDDIは7月8日、富士山7合目付近の山小屋「赤岩八合館」「砂走館」に、スマートフォン決済サービス「au PAY」を導入したと発表した。10日から、食事代や買い物代などの支払いに使えるようになる。会員の種類や決済した日に応じて、代金の0.5%〜20%超相当の「au WALLET ポイント」を付与するなど、各種キャンペーンにも対応する。
両施設は標高3000メートル超に位置し、登山客向けの飲食店や売店の他、宿泊施設を備えている。スマホ決済サービス「WeChatPay」「AliPay」はすでに導入済み。au PAYへの対応により、訪日中国人客の他、国内の登山客のニーズに対応する。
KDDIは「登山客は不要な現金を持たず、スマホ1つでお買い物が可能になり、快適に登山を楽しめる」としている。
富士山では、入山料の支払いがリクルートライフスタイルの決済システム「Airレジ」「Airペイ」に対応するなど、キャッシュレス化が進んでいる。
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