米Amazon.comと米Googleは7月9日(現地時間)、同日から互いの動画サービスをそれぞれのストリーミング端末で視聴できるようにしたと発表した。Googleの「YouTube」の動画がAmazonの「Fire TV」で、Amazonの「プライム・ビデオ」の動画がGoogleの「Android TV」だけでなく「Chromecast」でも視聴できるようになる。両社は4月に、「向こう数カ月中に」実行すると予告していた。
Fire TVではGoogleが昨年1月にYouTubeアプリを引き上げてからも、WebブラウザでYouTubeを見ることはできていたが、YouTubeアプリが復活し、Alexaでのコンテンツ検索なども可能になる。
YouTubeアプリが使えるのは、Fire TV Stick(2nd Gen)、Fire TV Stick 4K、Fire TV Cube、Fire TV Stick Basic Edition、東芝、Insignia、Element、WestinghouseのFire TV Editionのスマートテレビ。
Amazonは、上記以外のFire TVでもYouTubeアプリを使えるようにしていく計画という。なお、Amazonのスマートディスプレイ、「Echo Show」はリストに入っていない。
Google側は、AmazonのAndroidおよびiOS版プライム・ビデオアプリから、Chromecastへのキャストが可能になる。(本稿執筆現在、筆者の環境ではまだできなかった。)
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