米Amazon.comと米Googleは4月18日(現地時間)、互いの動画サービスをそれぞれのストリーミング端末で視聴できるようにすると発表した。向こう数カ月中にGoogleの「YouTube」の動画がAmazonの「Fire TV」で、Amazonの「プライム・ビデオ」の動画がGoogleの「Chromecast」や「Android TV」で視聴できるようになる。
両社の動画サービスとハードウェアをめぐる“冷戦”は、2017年9月から激化していた。雪どけのきざしは、2018年12月にAmazonがChromecastの販売を再開したころに見えてはいたが、ようやく終わるようだ。
Googleが2018年1月にFire TVから引き上げたYouTubeアプリが復活することで、Fire TV端末を接続したテレビでYouTubeの動画を4K HDR、60fpsで視聴できるようになる。
ただし、画面付きスマートスピーカー「Echo Show」やタブレットの「Fire」シリーズ向けのYouTubeアプリは予定されていない(これらではWebブラウザ経由でYouTubeを視聴できる)。
一方、Amazonがプライム・ビデオアプリをChromecastを接続したテレビおよびAndroid TV対応テレビに提供することで、Amazonのオリジナル作品を含むプライム・ビデオの動画を視聴できるようになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR