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「PCエンジン mini」は20年3月19日発売 「ときメモ」「桃鉄」など50タイトル収録(1/2 ページ)

» 2019年07月12日 15時53分 公開
[ITmedia]

 コナミデジタルエンタテインメントは7月12日、往年のゲーム機「PCエンジン」をコンパクトなサイズで復刻した「PCエンジン mini」を2020年3月19日に発売すると発表した。全50タイトルを収録し、価格は1万500円(税別)。7月15日からAmazon.co.jpで予約販売を開始する。

「PCエンジン mini」

 先行発表した6タイトルに加え、追加で44タイトルを発表。「ときめきメモリアル」「大魔界村」「忍者龍剣伝」「スーパー桃太郎電鉄II」「超兄貴」「ボンバーマン'94」「ファンタジーゾーン」「グラディウス」などが収録される。日本語タイトルが26本で、英語版が24本。一部重複するものもある。

 専用の周辺機器も本体と同時発売する。連射機能付きコントローラー「ターボパッド for PCエンジン mini」、最大5人で同時プレイできる「マルチタップ for PCエンジン mini」、専用のACアダプター「ACアダプター for PCエンジン mini」を用意した。

 北米、欧州での発売も予定しており、北米では「TurboGrafx-16 mini」、欧州では「PC Engine Core Grafx mini」として復刻する。

 PCエンジンは、任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)に対抗すべく、NECホームエレクトロニクス(当時)が87年に発売したゲームハードで、ハドソン(当時)との共同開発だった。NECホームエレクトロニクスは2001年に解散しており、ハドソンは12年、コナミデジタルエンタテインメントに吸収合併された。

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