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» 2019年07月26日 10時53分 公開

IT系上場企業の平均給与を業種別にみてみた[2019年版 後編] パッケージソフトウェア系、SI/システム開発系、クラウド/キャリア系企業

IT系企業で平均年収が高いのはどの企業なのでしょうか。有価証券報告書に記されている公開情報を基に、独自の判断で主な企業をピックアップして業種を分類し、ランキング化してみました。今回は、パッケージソフトウェア系、SI/システム開発、ホスティングなどで分類した企業を紹介します。

[新野淳一,ITmedia]

この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「IT系上場企業の平均給与を業種別にみてみた 2019年版[後編] 〜 パッケージソフトウェア系、SI/システム開発系、クラウド/キャリア系企業」(2019年7月23日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。

 IT系企業で平均年収が高いのは、勢いのあるネットベンチャー系企業なのか、それとも伝統的なSIerなのでしょうか。

 上場企業は毎年「有価証券報告書」の発行を義務付けられており、そこには従業員の人数や平均年齢、平均年収などが掲載されています。この記事では、これら公開情報を基に、Publickeyが独自の判断で主な企業をピックアップして業種を分類。平均給与が高い順に並べてみたものです。

 ただし、持ち株会社など現場の社員の給与を反映していないと思われる企業はこの調査からは外してあります(例えばコナミホールディングスなど)。日本で上場していない企業(例えば日本マイクロソフトやGoogle日本法人など)も当然ながら含まれていません。

 本記事は前編で紹介したネットベンチャーやゲーム系などに続く後編として、パッケージソフトウェア系、SI/システム開発、ホスティングなどで分類した企業を紹介します。

パッケージソフトウェア/サービス系企業

 この分野でずっと1位を維持している日本オラクルは、今年も平均年収が上昇しています。2位のジャストシステムも上昇した一方、3位のトレンドマイクロは900万円台を割りました。4位のセゾン情報システムは昨年の平均年収668万円から今年は785万円へと大幅にアップしています。

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SIer/システム開発系企業

 IT業界のなかでもっとも多くの企業がひしめいているのがこのSIerやシステム開発の分野です。その中から比較的知名度が高いと思われる企業をピックアップし、平均年収の順に並べています。

 相変わらず上位には野村総研、三菱総研が並んでいます。今年注目したいのは、上場により初めて登場したクラウド専業SIerのサーバーワークス、そして同じくクラウドを中心としたSIerのテラスカイです。サーバーワークスはAWSに強く、テラスカイはSalesforceに強いという、それぞれ異なる特徴を持つ企業です。

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組み込み開発系企業

 トップのユビキタスAIコーポレーションはAIコーポレーションと合併。大幅に人数が増えました。

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ホスティング/クラウド/通信キャリア系企業

 最後はISP、ホスティング、クラウド、そして通信キャリアをまとめて紹介します。やはり通信キャリア系の平均年収は高いですね。

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 有価証券報告書の平均年収は、取締役や社長などの報酬は含まない従業員の給与の平均値です。また、中央値や偏差などの情報は有価証券報告書では公開されていません。

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