ゲームソフト開発や音楽制作などを手掛けるMAGES.(メージス)は7月26日、MBO(マネジメントバイアウト)で親会社のドワンゴから独立したと発表した。ドワンゴが保有する全株式を、MAGES.の志倉千代丸代表が経営するCHIYOMARU STUDIOが買い取った。MBOにより、スピーディーで柔軟な経営判断を行っていくとしている。
MAGES.はドワンゴの100%子会社だった。MBOによりKADOKAWAの連結子会社ではなくなったが、KADOKAWAグループとは従来と同様の良好な関係を続けていくとしている。
あわせて、ゲーム・音楽などの事業ブランド「5pb.」を順次「MAGES.」に統一。ブランディングを強化していく。
ドワンゴは経営不振により、事業の選択と集中を進めている。7月1日にはゲーム情報サイト「電ファミニコゲーマー」(電ファミ)の運営事業を他社に移管して注目を集めた。
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