米Adobe Systemsが7月17日の世界絵文字デーに合わせて行った調査によれば、SNSやメッセージングで普段から絵文字を使うユーザーの約61%が、仕事上の連絡でも絵文字を使っているという。同社は、絵文字の人気が高まり、職場のコミュニケーションでも絵文字が受け入れられつつあると分析している。
職場で絵文字を使うと自分の好感度が上がると感じる人は78%、信頼感が上がると感じる人は63%に上った。
米国では、SMSでピザの絵文字を送るだけでデリバリーピザを注文できるサービスや、絵文字を使ったアニメーションでディズニーの作品を紹介する「As Told by Emoji」なども登場している。
企業から送られるメールのタイトルに絵文字が含まれていると、メールを開きたくなると答えたユーザーは約58%に上り、約44%は絵文字を使って宣伝された商品を買いたくなると答えた。
絵文字を送信するだけで食べ物や衣料品、映画のチケットなどを買えるサービスを使ってもいいと考える人は64%いたという。
調査の対象は米国で毎週1回以上絵文字を使う16〜73歳のユーザー1000人。絵文字が生活や人間関係、コミュニケーションに与える影響を調査した。
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