米Microsoftは7月29日(現地時間)、データガバナンスツール「Unified Data Access Control」を手掛ける米新興企業BlueTalonを買収したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。
BlueTalonは2013年創業のカリフォルニア州レッドウッドシティに拠点を置く非公開企業。Hadoop、Spark、Cassandra、RDBMSなどのデータへのアクセスを管理するツールなどを、Fortune 100企業に提供している。
BlueTalonのチームはMicrosoftのAzure Data Governance部門に統合され、引き続きデータプライバシーとガバナンスソリューションの構築に取り組んでいく。
Microsoftは公式ブログで、「GDPRやCCPAなど、世界中でプライバシー法が施行されていることが示すように、データのプライバシーは現代の最も重要な問題の1つだ」とし、BlueTalonの買収で獲得した知的財産と才能により、Azureのデータガバナンスを通じて、顧客企業がデータをセキュアに保ちつつ、改革を進められるようサポートしていくと語った。
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