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» 2019年08月05日 11時54分 公開

Cloudflare、8chanのサポートを停止 エルパソ乱射事件を受けて

米CDN大手のCloudflareが、エルパソの乱射事件の容疑者が犯行マニフェストを投稿した匿名掲示板「8chan」のサポートを停止したと発表。容疑者は8chanでのクライストチャーチ事件賛美に触発されたと指摘した。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)大手の米Cloudflareは8月5日(現地時間)、匿名掲示板「8chan」のサポートを停止したと発表した。3日にテキサス州エルパソで発生した銃乱射事件の容疑者が、8chanのフォーラムに触発されて犯行に及んだとみられるため、としている。

 cloudflare

 マシュー・プリンスCEOは公式ブログで、「8chanでは、クライストチャーチでのテロ攻撃の際にも同じことが起きた(容疑者が犯行前に8chanで犯行予告を投稿したことを指す)。エルパソ事件の容疑者はクライストチャーチ事件に言及しており、あの大虐殺を賛美した8chanの議論に触発されたと考えられる。8chanは繰り返し、憎しみの中心地であることを証明した」と語った。

 エルパソ乱射事件の容疑者、パトリック・クルシウス(21)は犯行前に、8chanに「マニフェスト」を投稿した。8chanは比較的早くそれを削除したが、複数のユーザーが削除前に拡散させた。

 Cloudflareは2017年にも、ポリシーに違反したとしてネオナチサイト「The Daily Stormer」のサポートを停止している。Daily StormerはCloudflareからのサービスを打ち切られた後、競合のサービスに移行し、今も健在だ。

 プリンス氏は「8chanでも同じことが起こるのは確実だ。サービスを停止することでわれわれの問題は解決できたが、インターネット全体の問題は解決できない」とし、8chanが続くことを予測している。

 「困難なのは、透明性と持続性を持ったポリシーを定義することだ。われわれを含むインターネットを支える企業は、不名誉な問題に対処する解決策を提案する義務があり、われわれはそれにコミットしている」(プリンス氏)

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