スウェーデンの家具メーカーIKEAは8月16日(現地時間)、スマートホーム市場に本格参入する目的で、新事業部「IKEA Home smart」を設立したと発表した。
同社は2012年にスマートホーム関連プロジェクトを立ち上げ、2015年に最初の関連製品としてQi対応の無線充電テーブルと電気スタンドを発売した。
2017年には「TRADFRI」(スウェーデン語で「無線」という意味)というブランドで、スマート照明キットを発表した(「TRADFRI」アプリは6月に「IKEA Home」アプリに名称変更されている)。2019年には米オーディオメーカーSonosとの提携で米AppleのSiriで操作可能なスピーカーを発売した。
IKEA HomeアプリはGoogle Assistant、Siri、Alexaをサポートしているので、IKEAのスマートホーム製品はこれらの音声アシスタントで操作できるものになるだろう。
IKEAは発表文で「新事業部は、IKEAのすべての部門と連携することで、IKEA全体のデジタル変革を推進し、多様なスマート製品を人々に届けていく」としている。
SonosとIKEA、「AirPlay 2」サポートのランプ付きスピーカー発売へ
IKEA、ARKit対応家具アプリ「IKEA Place」を日本でも配信開始
IKEA、NexusシリーズなどQi対応端末を無線充電できるテーブルやランプを発表
他社とも連携、シャープが乗り越えたスマートホームの「壁」とはCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR