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» 2019年08月18日 08時40分 公開

Googleさん:旅先で、キッチンで、仕事で役立つGoogleさん

Googleにまつわるゆるい話題をお届けしている連載「Googleさん」。今回は翻訳アプリの「カメラ入力」やGoogleマップで実際に助かった例をご紹介です。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 Googleのサービス、日常的にいろいろ便利に使っています。今回の「Googleさん」は、最近そうしたサービスに助けられたエピソードを少しご紹介します。

Googleマップ──見知らぬ土地でおいしいランチ

 map 「経路沿いの検索」で、レストランを表示(夜に作った再現画像なのでダークモード)

 先日だんなの実家を目指して車で田園地帯を走っているとき、運転中のだんなが「急にお腹がすいてきた!」と言うのであわててGoogleマップで目的地(実家)と現在地のナビを設定し、「経路沿いの検索」で「レストラン」を検索。ルートから6分外れてしまうけれど、レビューは4以上のカフェを発見したので、タップして画像を表示して駐車場があることも確認し、思いがけずおいしいランチにありつけました。

 以前なら、そうやって見つけたお店も店名や道順を忘れて二度とたどり着けなかったりしましたが、Googleマップの「タイムライン」を有効にしているので、後でチェックできます。

 lunch タイムラインで滞在時間まで分かり、そのとき撮った写真も見られます

 タイムラインは、端末の位置情報もオンにして、自分の行動をすべてGoogleさんにさらすので嫌、という人もいますが、記憶力が年々衰えている私にとってはいつどこに行ったか、などが分かって便利です。

 3月にゼンリンとの契約解除のせいでデータが乱れたと話題になりましたが、今は私が使っている範囲では問題ないです。

Nest HubはEcho Show 5よりおりこう

 うちのキッチンカウンターにはGoogleのスマートディスプレイ「Nest Hub」が、ダイニングテーブルにはAmazonの「Echo Show 5」がいます。

 Nest Hubはもっぱら料理のサポーターとして、レシピを表示したり、タイマーをセットしたり、YouTube Musicで動画付きで最新洋楽ヒット曲を流してもらったりしています。Echo Show 5は小型なので、ダイニングテーブルで、テレビを見ながらちょっとした関連情報(声優さんの情報とか)を教えてもらうのに便利かなと思ったんです。

 でも、いろいろなケースでNest Hub(のGoogleアシスタント)の方がEcho Show 5(のAlexa)より欲しい返事をくれます。

 例えばせっかくディスプレイがあるのに、Echo Show 5は検索結果として画面にテキストしか表示されないことが多いのです。同じことをNest Hubに聞くと、画像付きで説明してくれることが多い(Nest Hubでも画像が出ないこともあります)。書籍なら得意かなとAlexaに「小説の三体って?」と聞いたら「ごめんなさい、今は分かりません」と答えましたが、Nest HubはWikipediaの情報を出しました。

 Nest Hubは交通情報も教えてくれます。例えば「新宿に行きたい」と言うと、その時点での公共交通機関での最善経路を表示し、それをスマホに転送してくれます(現在地情報を登録している場合)。Alexaは「すみません、交通情報をお知らせすることは、まだできません」と言います。

中国語のプレゼンは「Google翻訳」のカメラ入力で翻訳

 中国Huaweiがついに発表した独自OS「HarmonyOS」のイベントは、ストリーミングで英語の同時通訳はあったものの、プレゼン資料はすべて中国語でした。テキストデータならコピーしてWebの「Google翻訳」で日本語にすればいいのですが、画像(映像)ではそれができません。

 huawei 発表イベントのストリーミングで表示されたプレゼン資料

 そんなときは、Pixel 3にインストールしてある「Google翻訳」アプリの出番。「Google翻訳」アプリの「カメラ入力」をタップし、PCで表示したプレゼン資料の画像にカメラを合わせると、ぽよよーんと日本語化してくれました。手表はウォッチ、音箱はスピーカー、耳机はヘッドホン、です。

 translate 「カメラ入力」で中国語を日本語に翻訳してもらえた

 Google翻訳のレベルはどんどん上がっていて、海外ニュースを紹介する仕事でとても助かっていますが、仕事自体がなくなりそうな気がします。

Google画像検索がAmazonやInstagramっぽくなった

 Google画像検索の検索結果の表示方法が、8月6日からちょっと変わったことにお気づきでしょうか。

 search Google画像検索のトップページ(ここは変わっていません)

 検索結果の1つをクリックすると、画面の右にその画像の情報が黒縁でまとめて表示されるようになりました。以前はクリックするとその場でちょっと大きく表示してURLやコンテンツのタイトルなどが表示されるだけでした が、この黒縁のまとめはしっかり画像元のWebサイト名が表示されて1クリックで飛べるようになり、商品の画像の場合は価格やサイズ、在庫のあるなしまでしっかり表示されるようになりました(商品データはWebサイトオーナーが対応させていないと表示されませんが)。

 picture 最近のGoogle画像検索

 黒縁の下の方には「関連画像」として、GoogleのAIさんが「似てる」と思った画像がずらっと並びます。なので、例えば「麦わら帽子が欲しいなぁ」と画像検索し、「このタイプがいいなぁ」とクリックすると、似ているタイプの麦わら帽子がわらわらと表示されるのです。

 買いたい物を探すには便利。でも、買いたい物はもっぱらAmazon.co.jp内で検索していて、Google画像検索はほとんど仕事でしか使っていな。。。あ、そこがGoogleさんの狙いですね。商品の検索をAmazonやInstagramに奪われつつある危機感から、このような商品検索的な機能強化をすることになったようです。

 Googleの画像検索結果からオンラインショップに人が来てくれれば、個人クリエイターにとってもチャンスが増えるのはいいことですが、「Googleマイビジネス」同様にビジネスオーナー側で手間を掛ける必要があり、それができないショップには不利になるのは難しい問題です。

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