でもピシッと決まったときの解像感やボケ、階調の豊かさ、リッチな発色はGFX100にしかない魅力がある。徳に肌色や青空は富士フイルムならではで素晴らしい。
さらにチルト式モニター作例ってことでローアングルひまわり。
シャッタースピードは最高で1/4000秒だが電子シャッターを使えば1/16000秒まで上げられる。電子シャッター時のローリングシャッター歪みはけっこう大きいので動体には使えない。
ISO感度は最高でISO12800だが、ISO102400まで上げることはできる。
ISO6400までなら使えそうな感じだが、こればかりは何をどう撮りたいかで許容できるノイズやディテールの低下は変わってくるのでなんともいえない。
ではカメラの話。
デカいセンサーで縦位置グリップも搭載しているので当然ボディは大きめ。ボディだけで約1.3キロ(バッテリー2個搭載時。EVFなし。EVFを装着すると約1.4キロになる)。
手持ちで撮るときはファインダーを装着してEVFを覗いた方が安定する。
ファインダーは「GFX50s」と同じく脱着式だ。
上面のカバーを外すとアクセサリシューが現れる。そこにファインダーをかしゃっと装着すればOK。
EVFは約576万ピクセルと高精細で、boostをオンにするとバッテリーの減りは速くなるが、フレームレートか解像度を上げることができる。
操作系の特徴は「サブモニターの充実」。
上面には撮影モードダイヤルはなく、露出補正ダイヤルもなく、その分大きな液晶モニターが付いている。
モニター右下のボタンを押すと表示内容を切り替えてくれる。
これはけっこう良い。続いて背面。
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