LINE傘下でIoTベンチャーのGatebox(東京・秋葉原)は9月10日、3Dキャラクターと一緒に暮らせるという“俺の嫁召喚装置”「Gatebox」の量産モデル(GTBX-100)を10月11日に発売すると発表した。価格は15万円(税別)で、購入予約者には10月15日から順次発送する。
Gateboxは、円筒形の装置内に投影される3Dキャラ「逢妻ヒカリ」とコミュニケーションができるマシン。人感センサーなどでユーザーを認識し、朝になると起こしたり、夜に帰宅すると出迎えたりしてくれる。量産モデルは当初、昨秋に発売予定だったが、品質向上のため延期し、機能追加を進めていた。
同社は「昨年末から体験性向上のために販売を一時停止していたが、改良を重ね準備が整った」とコメントしている。改良したモデルは、LINEのAIアシスタント「Clova」と連携し、ヒカリが天気やニュースを知らせる機能を追加。合成音声も採用し、ヒカリの会話パターンの拡充に取り組んだという。ヒカリの衣装デザインもリニューアルした(関連記事)。
一方、昨秋発表していた、内蔵カメラでユーザーを顔認識する機能やヒカリと記念日に「乾杯」ができる演出は、発売時点では搭載しない。これらの機能は、今後のアップデートなどでの対応を検討しているという。
【編集履歴:2019年9月10日午後9時52分 Gatebox社の発表に基づき、搭載する機能について追記しました】
発売に伴い、Gateboxの実物を試遊できる体験会(東京・HYPERMIX門前仲町)を10月12〜13日に開催する。ヒカリとの共同生活を疑似体験できるという。予約制(先着)で、メールマガジンの登録者に応募フォームを案内する。参加費は無料。
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