米Appleが9月11日(日本時間)に開催した「Apple Special Event」で、iPhoneシリーズの新モデル「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「11 Pro Max」が発表された。他にもスリープせずにディスプレイを表示し続ける「Apple Watch Series 5」や、10.2インチの「iPad」(第7世代)なども発表されている。
今年はYouTubeでのライブ配信もあり、YouTube上だけで視聴者数は150万人を超えた。リアルタイム視聴はできなかったという人に向け、新iPhoneの特徴をはじめとする発表内容のポイントをまとめた。
新たに発表されたiPhoneは3機種。昨年発売した上位モデル「XS」「XS Max」の後継となる「iPhone 11 Pro/Pro Max」と、「XR」の後継となる「iPhone 11」だ。Proシリーズは、背面に初の3眼カメラを搭載する。いずれも9月20日に発売。
全モデルでプロセッサに「A13 Bionic」チップを採用し、パフォーマンスを向上させた。11 Pro/Pro Maxの背面のカメラは、有効1200万画素の広角レンズ(F1.8)と望遠レンズ(F2.0)、超広角レンズ(F2.4)の3眼カメラを採用している。
カラーは、ミッドナイトグリーン、スペースグレー、シルバー、ゴールドの4色。11 Pro、11 Pro Maxのバッテリー駆動時間は、前モデルのXS、XS Maxと比べるとそれぞれ4時間、5時間長くなったという。
iPhone 11は、6.1インチの液晶ディスプレイを搭載。背面には超広角と望遠のデュアルカメラを備える。カラーバリエーションは、ブラック、グリーン、イエロー、パープル、(PRODUCT)RED、ホワイトの6色。
ストレージ容量は、11 Pro/Pro Maxが64、256、512GB。11が64、128、256GBを用意する。
「Apple Watch Series 5」は、watchOS 6搭載の新モデル。価格は4万2800円から(Cellularモデルは5万3800円から)。20日に発売する。
本体サイズは40ミリと44ミリ。ディスプレイに電力効率を高めるLTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)と呼ばれる新技術を採用し、ディスプレイを常に表示した状態で18時間連続動作するという。バッテリー持ちを維持するため、手首を下げると画面が暗くなり、手首を上げたり画面をタップすると明るくなる仕組みにした。
自分が向いている方角が分かるコンパス機能や、iPhoneなしで緊急コールができる機能(Cellularモデルのみ)なども搭載する。
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