米Amazon.comは9月23日(現地時間)、スマートディスプレイ「Echo Show」の視覚障害者向け新機能「Show and Tell」を発表した。まずは米国で、第1世代および第2世代のEcho Showで利用できるようになる。
この機能は文字通り、Echo Showのカメラに向けて食品のパッケージなどを見せ「Alexa、私が持っているものは何?」と聞くと、その食品の名称を言うというもの。紹介動画(記事末に転載)を見ると、パッケージに表示されているテキストを読んでいるようだ。
この機能開発に協力した視覚障害を持つステイシー・グリハルバ氏は、自宅でモノを定位置に置いていればほとんど不自由なく生活できるが、ヘルパーなどがモノの位置を変えてしまったり、購入した食料品を棚に収納する場合にShow and Tellで確認できるのが便利だと語った。
視覚障害者のためにカメラに映ったモノを説明する機能は米Googleもアプリとして提供しているが、Echo Showはキッチンカウンターなどの定位置にあるので、定位置に向かってモノをかざすことで確認できる点が便利そうだ。
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