米Microsoftは9月23日(現地時間)、「Internet Explorer」(IE)のセキュリティ更新プログラムを公開した。深刻度は最も高い「緊急」で、第三者から任意のコードを実行される恐れがある脆弱(ぜいじゃく)性を修正する。
対象はIEのバージョン9から11まで。脆弱性が悪用されると、第三者から悪意のあるプログラムをPCにインストールされたり、管理者権限のあるユーザーアカウントを勝手に作られたりする可能性がある。すでに脆弱性を悪用した攻撃も確認しているという。
同社は対策として、常に最新のセキュリティ更新プログラムを適用するよう呼びかけている。日本マイクロソフトはIEのサポート終了時期を明らかにしていないものの、2016年1月以降は最新バージョンのみをサポート対象にしている。
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