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» 2019年09月25日 10時26分 公開

IPO延期のWeWork、ノイマンCEOが辞任

ソフトバンクが数十億ドルを投資しており、9月にIPOを申請したWe Companyの創業者でCEOのアダム・ノイマン氏がCEOを辞任した。ここ数週間、同氏に対する批判が高まっており、「CEOを辞任することが会社にとって最善だと判断した」としている。

[ITmedia]

 コワーキングスペース「WeWork」を提供する米We Companyは9月24日(現地時間)、共同創業者のアダム・ノイマンCEOが辞任し、執行権のない会長職に退くと発表した。

 後任は、前共同社長兼CFO(最高財務責任者)のアーティ・ミンソン氏と前副会長のセバスチャン・ガニンハム氏が共同で務める。

 adam CEOを辞任したアダム・ノイマン氏

 ノイマン氏は発表文で「WeWorkの共同創業者として、過去10年間で構築した素晴らしい会社を誇りに思う。(中略)ここ数週間、私に向けられた批判が同社にとってデメリットになってきており、CEOを辞任することが会社にとって最善だと判断した」と語った。

 WeWorkは8月に新規株式公開の登録書を公開したが、その後ノイマン氏がWe Companyからビルを借りていることや、企業名をWeWorkからThe We Companyに変更した際、命名権がノイマン氏に支払われたこと、薬物使用の疑いがあることなどが明らかになり、批判が高まっていた。

 米CNBCによると、同社に数十億ドルを投資しているソフトバンクの孫正義社長が、ノイマン氏の解任を奨励していたという。

 We Companyは13日、SEC提出文書を修正し、ノイマン氏の持ち株の議決権を弱めた。CNBCによると、同氏の議決権は10:1から3:1に削減された。

 同社はSEC提出文書で「アダム・ノイマンは当社の事業にとって重要だ。(中略)アダムがCEOを務めない場合、当社の事業に重大な悪影響が及ぶ可能性がある」としている。

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