「自身の会員ページに他人の注文履歴や個人情報が表示された」──9月26日、Amazon.co.jpの一部ユーザーの間でそんな報告が相次いでいる。運営元のアマゾンジャパンは、不具合を認識しており、原因を調査中としている。
不具合に遭遇したユーザーのツイートによると、Amazon.co.jpの会員ページに自身の正しい注文履歴が表示されず、他人の注文履歴や住所、氏名などの情報が閲覧できる状態になっていたという。
不具合が発生しなかった場合でも、他人に自身の注文履歴や個人情報が表示された可能性もあることから、SNSでは「注文履歴が他人に見られていたらどうしよう」「注文履歴はまだしも、住所や名前が見られるのはまずい」といった不安の声が広がっている。
ITmedia NEWS編集部でも一部のメンバーが会員ページで他人の氏名が表示される状態になったが、短時間で正しい表示へ戻ったことを確認した。
対応策としてAmazon.co.jpに登録している現住所などを変更しているユーザーもいるが、注文履歴には注文時の住所が表示されることから、「意味が無い」との指摘もある。
運営元のアマゾンジャパンはITmedia NEWSの取材に対し「Amazonは、お客さまのセキュリティとプライバシーを大変重要に考えています。本件については認識しており、現在調査を進めております」と回答。具体的な被害件数や規模などは明らかにしていない。
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