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» 2019年10月03日 10時56分 公開

動画で理解する、iPhone 11 Proのカメラの生かし方 (1/2)

iPhone 11発表イベントを現地で取材した大石結花さんに、iPhone 11 Proのカメラ機能について詳しく語ってもらった。

[大石結花,ITmedia]

 iPhone 11、11 Pro、11 Pro Maxが発売されて10日。Apple Special Eventに参加して実機にいち早く触れた筆者が、大きく進化したカメラ機能を解説する。


 iPhone 11世代の3機種が発売されてから1週間半が経過し、Appleの最新デバイスを手に入れて遊んでみることができた方も、これから購入予定の方もいるはずだ。iPhone 11は値段も下がり、多くの方が手に取るデバイスになりそうだが、そんな中、あえて高価なProやPro Maxを選んだ「同志」たちには、3眼カメラの特性を生かしたり、A13 Bionicチップによって可能になった機能をぜひ試してほしい。

まずはカメラスペックのおさらい

 まずはスペックから。

 外側の3つのカメラ

  • 13mm
  • 26mm ポートレートあり
  • 52mm ポートレートあり

 動画最大アウトプットは4K60fps

 スローモーションのときは1080p 240fps

インカメラ

  • 23mm
  • 30mm

 動画最大アウトプットは4K 60fps

 スローモーションのときは1080p 120fps

 これだけ頭に入れておいて、次に行ってみよう。

その1:ナイトモードで暗いところで遊ぼう

 iPhone 11 Proのナイトモードは、条件によって何秒露出するかを決めてくれる。手持ちの微妙な手ブレを検知すれば、周囲の暗さに合わせ、かつ手持ちでも耐えられる秒数を設定してくれる。三脚を検知すれば、最大28秒まで露出してくれる。かなりの暗所でないと28秒までは発動しないようだ。筆者が見た作例は夜のヨセミテ国立公園のハーフドームと星空の写真で、街灯などが全くないようなところだ。

 サンフランシスコのダウンタウンが一望できる丘へ、三脚を担ぎ自動露出の性能を試しに行ったところ思いがけない発見があった。それは、露出が8秒までできたため、スマートフォンのフラッシュライトをつけたライトペインティングのようなことができたことだ。

photo ライトペインティングっぽく

 ナイトモードといえば、Pixel 3のNight Sightの性能にはいつも驚かされていた。肉眼で見るよりも明るく鮮やかに写るという印象だ。今回の検証動画では、暗めのバーというシチュエーションで同じ条件の下で試してみた。

photo ナイトモードでPixel 3と比較

 「撮って出し」のときの明るさはPixelの方が明るく見えるが、同じくらいの明るさに補正すると、ノイズレベルなどはほぼ同じで、性能は互角。

 少し気になるのは、iPhone 11 Proの方が、光のゴーストがよりくっきりと写り込んでいる。これは今後のアップデートで改善することを願う。

photo iPhone 11 Proはゴーストが残念

その2:いろんなフレーミング

 iPhone 11 ProだけでなくiPhone 11無印にも導入された機能だが、純正カメラアプリの中で写真や動画のアスペクト比を変更することができるようになった。IGTVやInstagram ストーリーズのために16:9の縦型で撮ったり、1:1や4:3にも変更することができる。

 また、カメラ設定の中に「構図」というカテゴリーが登場し、写真や動画を見ているフレームの外も撮影ようにできるになった。これは、広角カメラを使って写真を撮った場合、実は超広角のカメラも使用して、画面で見ている4:3構図の外も撮影し、合成しているということだ。これによって、構図を修正したり、水平を修正したりしたときに、思ったよりもクロップされてしまい被写体が入らなくなってしまった、というような失敗が少なくなる。

photo カメラの「設定」

 水平などの調整を自動適応することも設定から可能で、万が一フレームの外側のデータが30日間以内に使用されなかった場合は勝手に削除してくれる。

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