2019年9月10日、カリフォルニア州クパチーノでAppleの発表会が行われた。プレスとして半年ぶりにApple本社内のSteve Jobs Theaterを訪れた私は、世界中から集結した報道陣やインフルエンサーたちの熱気に包まれた。
今回発表されたのは、ハードウェアだけでなく、ハードウェアと併せてライフスタイルをアップデートする内容だと感じた。中でも映像関係のApple TV+とiPhone 11、iPhone 11 Pro のカメラ性能にフォーカスして伝えたい。
3月のApple Special Eventで発表があったAppleの動画サブスクリプションサービスApple TV+だが、今回はより詳細な価格やリリース日が発表された。
11月1日から始まるApple TV+は、Appleのオリジナル映像コンテンツを配信するストリーミングサービスで、月額600円で家族6人まで観ることができる。ハリウッドの超一流俳優や監督などを起用し、莫大な予算をかけていると予想される新サービスだが、月額600円はNetflixなどの競合サービスと比べてもかなり良心的なお値段。
サービスリリースと共に配信されるコンテンツの1つは、ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、スティーブ・カレル主演のドラマシリーズ「The Morning Show」。
ジェニファー・アニストンがテレビシリーズに出演するのは、「フレンズ」以来だ。リース・ウィザースプーンは、近年自身のプロダクション会社を設立し、サイコスリラーの「Gone Girl」などの作品を手掛けている。直近ではHBOのテレビドラマシリーズ「Big Little Lies」に主演兼プロデューサーを務め、プライムタイム・エミー賞作品賞(ミニシリーズ部門)を受賞するなど、女優だけでなく、プロデューサーとしての手腕を発揮している。「The Morning Show」はすでにAppleから2シーズン制作のオーダーが出ており、期待値がかなり高いようだ。
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