Amazon.co.jpで9月26日に発生した、ユーザーの注文履歴や住所氏名が他人のアカウントに表示される不具合について、運営元のアマゾンジャパンは10月7日、再発防止策を講じたことを明らかにした。
同社によると、この不具合は26日午後1時15分に解消しており、情報が流出したとみられるユーザーにはすでに謝罪したという。詳細な被害件数を明らかにしなかったが、被害の約半数は名前のみの流出にとどまったとしている。一部のユーザーは名前の他、注文履歴や配送先の住所、連絡先、クレジットカードの下4桁が流出した場合もあったという。原因については「サイト内の不具合」とのみ説明した。
同社は、「同様の事象が再発しないよう防止策をすでに講じている」と、その後の対応についてもコメントしたが、具体的な内容については言及していない。
謝罪文を受け取った一部のユーザーからは、「情報が漏れたという報告だけなのか」「被害件数の公表や経緯の説明はないのか」と批判や不信の声も上がっている。
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