デジタル一眼ランキングは、1位から7位まで前回と同じ並びとなり、キヤノン「EOS Kiss M ダブルズームキット」が7連勝。前回発売即8位にランクインしたソニー「α7R IV」はトップ10外に交代した。これと入れ替わるようにトップ10入りしたのが9位の「EOS M6 ダブルズームキット」だ。2017年4月発売のミドルクラスのミラーレス一眼カメラだ。後継機の「EOS M6 Mark II」が2019年8月に発表されており、価格がこなれたことがトップ10入りの理由と推測される。
キヤノン「EOS M6 ダブルズームキット」は2017年4月20日発売の、APS-Cサイズ画像センサーを搭載したミラーレス一眼カメラ。2015年3月発売の「EOS M3」の後継機種に当たる。有効画素数約2420万画素の全画素が撮像と位相差AF機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載したセンサーを採用したことで、撮像面の縦横約80%と幅広いエリアで素早いフォーカスと滑らかな追従を可能にした。AF/AE追従では最高秒7.0コマ、AF固定で最高秒9.0コマの高速連写が可能。映像エンジンはDIGIC 7で、静止画像では常用ISO25600。滑らかな曲線形状のシャッターボタン周辺部、しっかりホールドできる流体造形のグリップ部など、撮影に集中できるデザインと操作性を追求した。ボディーカラーはブラックとシルバーの2色。ダブルズームキットにはボディーの他、「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」と「EM-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」が付属する。