韓国Samsung Electronicsは10月18日(現地時間)、サードパーティ製保護フィルムを貼った「Galaxy S10」でユーザー以外でも指紋認証によるロック解除が可能になってしまう問題について、「来週早々に」修正パッチをリリースすると発表した。
この問題は、英タブロイド紙The Sunが13日、ユーザーである妻のGalaxy S10を、夫が指紋認証でロック解除できてしまう動画を添えて報じた。
修正パッチの対象には、Galaxy S10だけでなく、Galaxy Note10と10+、S10+とS10 5Gも含まれる。
Samsungは、現在ディスプレイの保護カバーを使っているユーザーに対し、パッチをあてるまではカバーを使わないよう求めている。(指紋認証を使わないように、ではなく。)発表文にはあらためて記載されてはいないが、同社の超音波指紋センサー搭載端末のサポートページには、同社認定の保護カバー以外は使わないよう注意書きがある。
同社はこの問題の原因を「超音波指紋センサーが、特定の保護カバーのシリコンスクリーンに表示される3次元パターンをユーザーの指紋と誤認識」し、ロック解除すると説明した。
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