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Microsoft、DropboxやGoogle Driveなどから「Microsoft 365」への移行ツール企業Moverを買収

» 2019年10月22日 16時15分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは10月21日(現地時間)、他社サービスから「Microsoft 365」への移行を支援するツールを手掛けるカナダの新興企業Moverを買収したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。

 Moverは、2012年創業のアルバータ州エドモントンに拠点を置く非公開企業。Box、Dropbox、Egnyte、Google Driveなど12以上のクラウドサービスプロバイダーからMicrosoftのOneDriveやSharePointへの移行をサポートし、Microsoft 365(Office 365、Windows 10 Enterprise、Enterprise Mobility + Securityの包括サービス)やサービス間のシームレスなファイルコラボレーションを可能にするサービスを提供している。

 mover 対応するサービス

 「コンテンツをクラウドに移行したいという需要が増えている中、Moverは顧客がファイルをMicrosoft 365に簡単に移行するのに非常に役立つ」(Microsoft)

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