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WarnerMediaの定額動画サービス「HBO Max」は2020年5月に月額14.99ドルでスタート

» 2019年10月30日 11時43分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米AT&T傘下の総合メディア企業WarnerMediaは10月29日(現地時間)、定額動画サービス「HBO Max」を2020年5月に米国で開始すると発表した。月額14.99ドルと、11月にサービス開始予定の競合する「Apple TV+」(4.99ドル)や「Disney+」(6.99ドル)より高めの設定だ。

 ただし、HBOを利用しているAT&Tの顧客や、インターネットをバンドルしている顧客は従来どおりの契約でHBO Maxをそのまま利用できる。

 hbo 1

 HBO Maxでは、Warner Bros.、New Line Cinema、DC、CNN、Turner、Crunchyroll、Rooster Teeth、Looney TunesなどのWarnerMediaのコンテンツ、「Max Originals」のオリジナルコンテンツなど、立ち上げ段階で1万時間以上のコンテンツを視聴できる。コンテンツのラインアップは専用ページにまとめられている。

 オリジナル作品の1つとしてHBOの大ヒット作品「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンアウト作品「House of The Dragon」を制作中であることも発表された。オリジナルシリーズよりも300年前を舞台にした、ターガリエン家についてのドラマになる。いつごろの公開なのか、HBO Max独占になるのかなどの詳細は公表されていない。

 hbo 2 「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンアウト「House of The Dragon」

 WarnerMediaは、2025年末までに米国、中南米、欧州でのHBO Max加入者を最大1億4000万人獲得する目標。AT&TはHBO Maxに2020年だけで15〜20億ドル投資する計画だ。

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