米Googleは11月6日(現地時間)、公式Androidアプリストア「Google Playストア」に紛れ込もうとする不正アプリを未然に防ぐためのアライアンス「App Defense Alliance」を結成したと発表した。
これまでも多数の不正アプリを報告している3社、スロバキアのESET、米Lookout、米Zimperiumが参加する。
Googleによると、現在Android搭載端末は25億台以上あり、悪意ある攻撃者にとって魅力的なターゲットになっている。Google Playストアで公開されるアプリはすべて厳格なセキュリティテストを受けているが、それでもすり抜けるアプリが後を絶たない。アライアンスの立ち上げは、Google Playストアの安全性を確保し、潜在的に有害なアプリを迅速に見つけて公開停止にするのが目的だ。
提携企業は、「Google Playプロテクト」の検出システムを自社のスキャンエンジンに統合することでGoogle Playストアに申請された公開前のアプリにアクセスし、それぞれの技術で安全性を検証し、問題があるアプリを検出する。
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