ヤフーを傘下に持つZホールディングス(ZHD)とLINEが経営統合に向けて検討に入ったと、日本経済新聞などが11月13日付で報じた。これを受け、両社は14日に「協議を行っていることは事実だが、現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表した。
13日付の日本経済新聞電子版によると、ZHD親会社のソフトバンクとLINE親会社の韓国NAVERを交えて交渉中で、11月中の基本合意を目指しているという。
同紙は、ソフトバンクとNAVERが50%ずつ出資する共同出資会社を設立し、ZHDの筆頭株主となる方向で調整しているとも報道。ZHD傘下に、100%子会社のヤフーとLINEが入る案を検討しているという。
こうした報道を受け、ZHDは14日に「当社とLINEが本件について協議を行っていることは事実だが、現時点で決定した事実はない。今後開示すべき事実が発生した場合は、速やかに公表する」とのコメントを出した。
LINEも同日、コメントを発表。「企業価値向上のための施策の1つとして検討を進めていることは事実だが、報道内容に関して決定している事実はない」とした。
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