「映える」写真がワンショット、リコーの全天球カメラ「シータ」に4K動画対応のエントリーモデル
リコーは11月19日、ワンショットで360度の静止画や動画を撮影できる全天球カメラ「RICOH THETA SC2」を発表した。公式ストアの販売価格は3万6800円(税込)。12月13日に発売する。
魚眼レンズ付きのカメラを背中合わせに配置し、一回のシャッターで撮影者を囲むすべての風景を切り取るカメラ。前後のカメラがそれぞれ半球分のデータを撮影し、カメラ内で合成して全天球データを記録する。専用アプリを使い、パノラマ写真や360度VRコンテンツなど、さまざまな形で出力できる。
THETA SC2は、同社のエントリーモデルとして初めて4K動画の撮影に対応した他、前面に有機ELの小さな表示部、側面にプリセットモード(他社のシーンモードに相当)を呼び出すボタンを設けた。Bluetoothを搭載したため、市販のBluetoothリモコンも使える。
プリセットモードは「顔」「夜景」「車窓」。車窓は窓の外側と内側のように明るさが極端に異なる場所を想定したモードだ。通常、車窓などで撮影すると外が白トビするか、中が暗くなるが、シータの場合は2つのカメラがそれぞれに適した明るさで撮影するため、どちらも明るく写るという。
「カメラ内の合成では周辺の色調整などを加えないため、出力した画像データを見れば境目は分かってしまう。それでもユニークな写真を手軽に撮影できるのはメリット。ちょっと変わった“インスタ映え”でアクティブな女性層を取り込みたい」(同社)
またリコーは、2020年春に「アニメーションフォト」機能を提供することを明らかにした。アニメーションフォトは、THETAで撮影した全天球画像をスマホカメラで撮影した静止画と専用アプリで合成するというもの。画像をタップすると全天球画像が短いアニメーションとして表示される。iOS端末ではLive Photosフォーマットを使用するため、OS標準の「写真」アプリで再生できる。
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