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» 2019年11月21日 15時21分 公開

NTTとドコモ、AI技術をトヨタのコンセプトカー「LQ」に提供 対話AIの音声認識・行動先読みを支援

NTTとドコモが、AI技術をトヨタのコンセプトカー「LQ」に提供。試乗会で使用する、対話AI「YUI」の音声認識・行動先読みを支援する。ドコモは試乗拠点に5G基地局も設置する。

[ITmedia]

 NTTとNTTドコモは11月20日、トヨタ自動車が2020年6〜9月に開催予定の、自動運転コンセプトカー「LQ」の一般試乗会に技術協力すると発表した。車載AIエージェントの構築に必要な、音声認識技術や音声合成技術などを提供する。

photo トヨタのコンセプトカー「LQ」

 LQは、トヨタが「第46回東京モーターショー2019」で公開したコンセプトカー。レベル4相当の自動運転技術と会話型のAIエージェント「YUI」を搭載し、公道を走行できるスペックを誇る。YUIは、運転者の動きをモニタリングして感情や眠気を推定し、眠くなった際に音楽をかけたり、好きな話題のトークをしたりして覚醒に導く。

 トヨタが実施予定の一般試乗会「YUI Project TOURS 2020」では、LQが東京・お台場周辺の一般道を自動運転で走行する他、趣味嗜好を事前に登録した乗客に対し、YUIが一人一人に合った会話を行う予定だ。

photo 一般試乗会での「YUI」を活用した取り組み

 NTTは同イベントで使用するYUIに、音声認識技術と音声合成技術の他、ディープニューラルネットワーク(DNN)を活用し、音声を話者ごとに分離して収音する技術「インテリジェントマイク」を提供する。

 ドコモは、ユーザーの行動データを基に生活習慣や趣味嗜好を学習し、関心に合った情報を最適なタイミングで伝える技術「行動先読み」を提供する。試乗拠点に5G基地局も設置し、高速かつ安定した通信環境も構築する。

 NTTとドコモは「今後も多様なパートナーとコラボレーションし、コネクティッドカーや自動運転などの技術開発に取り組む」としている。

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