Amazon.co.jpのブラックフライデーセール、「見せかけの大幅値引き商品がある」との指摘
アマゾンジャパンがAmazon.co.jpで開催しているブラックフライデーセール(11月22~24日)で、一部の利用者から「値引率を不当に表示している商品があるのでは」といった指摘が上がっている。
Amazon.co.jpは期間中、食料品や家電など数万種類の商品を特別価格で販売している。割引率は低いものでも15%程度、高いものでは90%を超える。そのうち、第三者の販売者が出品しているマーケットプレイス商品の一部が、商品ページに表示される参考価格(値引き前の通常価格)を一時的に値上げしてから高い値引率を設定することで、大幅値下げをしているように見せかけている疑いがあるという。
例えば、あるワイヤレスイヤフォンのセール価格は5900円で、参考価格の2万7960円から81%割引をうたっている。しかし、別の商品ページでは同じ出品者が全く同じ商品を6980円で提供しており、こちらに参考価格は表示していない。実際にこれまで2万7960円で販売していた実績があるのかは疑問だ。
商品の価格は販売者が自由に設定できるのが原則だが、割引率を高く見せるために販売実績のない参考価格を表示した場合は、景品表示法の「不当な二重価格表示」に抵触する可能性もある。
アマゾンジャパンは2017年12月、取り扱い商品の販売価格があたかも安いかのように誤認させる表示をしていたとして、消費者庁から景品表示法違反(有利誤認)に基づき、再発防止を求める措置命令を受けている(参考記事)。
悪質な販売者の監視体制や実態について、ITmedia NEWS編集部がアマゾンジャパンに問い合わせたところ、22日午後6時時点では「現在、確認作業をしている」と答えた。
同日午後8時ごろの回答では「すでに対応済み。価格は出品者側で設定しており、アマゾンジャパンはサイトを常に監視しながら規約に反している商品を適宜削除している」とした。
【追記:2019年11月22日 午後8時12分 アマゾンジャパンが同日午後8時頃にコメントしたため追記しました】
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