独BMW Groupは、米Appleの「CarPlay」の利用に課していた年額1万3900円のサブスクリプション料金を廃止する。英自動車関連メディアAutocarが12月4日(現地時間)、同日BMWが発表すると報じた。
日本のBMW ConnectedDriveのCarPlayのページからも、サブスクリプション料金の表示が消えている。
BMWはこれまで、CarPlay対応車種の顧客が1年間無料でCarPlayを使った後、サブスクリプション料を請求していた。BMWはAutocarに対し、今後はすべての車種でサブスクリプション料をなくすと語った。ただし、i3やi8などの一部の車種では、引き続き235ポンド(日本では5万1500円)支払う必要がある。
Appleは自動車メーカーにCarPlayのライセンス料などを請求していないとしているが、メーカーがCarPlayをサポートするためにはタッチパネルへの統合などにコストが掛かる。例えばトヨタ自動車の場合、TVとセットオプション(3万円)が必要で、契約時にT-Connect契約も必要だ。
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