トヨタ自動車は12月16日、クルマに定額で乗れるサブスクリプションサービス「KINTO ONE」の中古車版を、2020年1月下旬から試験的に提供すると発表した。価格は月額1〜2万を想定。新車を扱う既存サービスよりも価格を抑えることで若年層の利用を後押しし、利用者数の拡大を狙う。
中古車に特化したKINTO ONEは、月額で1車種を借りられるサービス。新車に乗れる既存サービスの最低価格が3万9820円(税込)であるのに対し、中古車版は1〜2万円を予定している。対象車種は未定。
当初は群馬県のみで提供するが、徐々に対応エリアを拡大する方針。申し込みはトヨタの販売店で受け付ける。
トヨタの広報担当者は「(既存サービスの利用状況から)若年層には、スマートフォンから気軽に申し込めるサービスの需要があることが分かった」と説明。中古車版は、まず販売店で提供して反応を見ながら、徐々にWeb上での受付も始め、若年層の獲得を狙うとしている。
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