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「すごく丁寧」「好感が持てる」──スマホゲーム「偽りのアリス」の障害、運営元が図解 ネットで話題に

» 2019年12月20日 14時36分 公開
[ITmedia]

 「ここまで詳しい障害説明は初めてだわ」「すごく丁寧」──スマートフォンゲーム「偽りのアリス」で12月18日に発生した不具合について、運営元が障害対応の詳細を図解で説明し、ネットで話題を呼んでいる。

 偽りのアリスは、ビジュアルアーツ(大阪市)が10月に公開したスマホゲーム。12月18日午後4時44分ごろから、ゲームへのログインと公式サイトへのアクセスができない不具合が発生。運営元が緊急メンテナンスを実施し、午後9時40分ごろに復旧した。

 運営元は同日、この障害の詳細をTwitterで報告。(1)クラウドベンダー内部のネットワークに障害が発生、(2)復旧したが、読み取り専用のデータベースにコピーしている間にネットワークの接続が切れ、中途半端なデータが発生、(3)書き込み専用のデータベースを基にコピーを作り、読み取り専用のデータベースとして再構築した──という経緯を、図を交えて説明した。全16台のサーバに、読み取り専用データベースが2台ずつあり、復旧に時間を要したという。

 この報告を受け、ネットでは「とても丁寧」「好感が持てる」「抽象化されていて、分かりやすい説明」などと話題に。「素人でも何だかよく分かった気がします(分かっていない)」「お知らせ文を出すより(ユーザーの)信頼を得られるのではないか」といった声も上がっている。

photophoto 障害の経緯=「偽りのアリス」の公式Twitterより
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