学研ホールディングスは12月24日、2019年度版小学生の「将来就きたい職業ランキング」を発表した。男子の1位は「YouTuberなどのネット配信者」で、1989年に同調査を始めて以来初だという。
YouTuberは16年度の就きたい職業調査で自由回答欄に登場。以降はプロサッカー選手に次いで2位にランクインしていた。プロサッカー選手は90年代から人気の職業で、2010年以降は男子ランキングで常に1位を獲得していた。
YouTuberの人気は小学生の動画閲覧時間からも分かるという。同社の「通信機器の利用目的・時間/日」に関する調査では、小学生の動画閲覧時間は平均で1日44分だった。
同社はこの結果を受け、「今でもスポーツ選手の人気は衰えない一方で、これまで存在していなかった職業が1位を獲得したことは、時代の変遷を如実に表している」としている。
調査は8月27日〜30日の間、全国の小学生1200人を対象にインターネット上で行った。
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