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デジタル一眼ランキング、ニコン初のAPS-Cミラーレス一眼「Z 50」が初登場デジタルカメラ総合販売ランキング(11月18日〜11月24日)(1/2 ページ)

» 2020年01月08日 08時00分 公開
[佐々木千之ITmedia]

 1位キヤノン「EOS Kiss X9i ダブルズームキット」(前回1位)、2位キヤノン「EOS Kiss M ダブルズームキット」(前回2位)、3位オリンパス「PEN E-PL9 EZダブルズームキット」(前回5位)。

 デジタル一眼ランキングは、キヤノン「EOS Kiss X9i ダブルズームキット」が4連勝。2位もキヤノン「EOS Kiss M ダブルズームキット」で前回と変わらないが、3位にオリンパス「PEN E-PL9 EZダブルズームキット」(前回5位)が上がってきた。オリンパス機が3位以内に入るのは、2019年4月に「PEN E-PL8 EZダブルズームキット」が3位に入って以来。前回3位のソニー「α6400 ダブルズームレンズキット」は5位に後退している。注目は6位に入ったニコン「Z 50 ダブルズームキット」。ニコンのミラーレス一眼カメラ“Zシリーズ”の最新機種だが、同社として初めてDXフォーマット(APS-C)センサーを搭載したミラーレス一眼カメラとなった。軽量でコンパクトに仕上がっている。ニコンのミラーレス一眼カメラのトップ10入りは、小型センサーを搭載した「Nikon 1 J5 ダブルレンズキット」が2017年12月18日週に8位になって以来、1年11カ月ぶりのことだ。

ニコン「Z 50」 ニコン「Z 50」は2019年11月発売のミラーレス一眼カメラ。FXフォーマット(フルサイズ)センサーを搭載したミラーレス一眼カメラ「Z 7」「Z 6」に続く“Zシリーズ”であるが、ニコンのミラーレス一眼カメラとして初めてのDXフォーマット(APS-C)センサーを搭載した。大口径のZマウントを備えながら、126.5×93.5×60mmとコンパクトで、約450g(バッテリー、SDカード含む)と軽量に仕上げた。操作性はニコンのデジタル一眼レフの伝統を受け継いでいる。画像センサーは有効画素数2088万画素、画像処理エンジンは「EXPEED 6」を搭載、位相差AFとコントラストAFによるハイブリッドAFで、AF/AE追従で秒約5コマ、高速連続撮影設定では最大秒約11コマの連続撮影が可能。Z 7/6と異なり、背面の3.2型104万ドットタッチパネル液晶は下側に180度回転するので、自撮りにも対応している。電子ビューファインダーは約236万ドットの有機ELパネルで視野率は約100%を確保する。「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」がセットになった「Z 50 16-50 VR レンズキット」および、「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」と「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」がセットになった「Z 50 ダブルズームキット」がある。画像は「Z 50 ダブルズームキット」。
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